こんにちは♪
雨が多く、さすが梅雨だな~って思う今日この頃ですが、みなさんお元気にお過ごしでしょうか?
当院では、6月から8(歯)月まで歯の健康推進月間として「歯科検診」を開催しています。
口臭が気になる、歯が汚れている、よだれが多いなど、ペットのお口に関するご心配を抱えている飼い主の皆様にうってつけの検診内容ですので、ぜひこの機会に歯の健康診断をしてみませんか★
また、この期間中に、歯石除去のスケーリング処置を行った方には歯のケア用品「デンタルスタータキット」(¥1500のセット)をプレゼント♪
ピカピカになったキレイな歯を維持するためにおススメなセットですので、歯の処置後から歯のケアに対するやる気も出ますね★
先日当院に来院されたワンちゃんの歯にまつわるお話。この写真は来院時のものです。
主訴は「眼の下の皮膚炎。2年前からじくじくしている。」でしたが、診察をした結果、奥歯の歯槽膿漏が原因で歯の根元に膿がたまる「歯根膿瘍」でした。
皮膚炎の原因が歯だったんです。
この子は14歳と高齢ですが、体の一般状態や血液検査の結果から麻酔下での処置を行うことができると判断し、先日、抜歯処置を行いました。
抜歯部分を洗浄するために金属の棒を挿入すると眼の下の皮膚炎の穴か出てきました。
これは眼の下の蓄膿していた部分と歯の根っこがつながっていたということです。
この子は歯を抜いた後、蓄膿部分もきれいに洗浄しました。
今回の処置では麻酔をかけることに飼い主様も不安があったそうですが、処置をした後のすっきりしたワンちゃんの顔を見て安心していらっしゃいました。
そして、抜歯をして2週間後のこのワンちゃんの写真です。
まぁ、なんて凛々しい表情♪ 初診時のうつむき加減の表情から一変して、目もパッチリ開いてて素敵ですね。
今回、処置をしたワンちゃんの飼い主様のご厚意により写真を掲載させていただきました。
同じようなトラブルを抱えている動物たちが快適な日々を過ごすことができますように、歯の健康診断も疎かにしてはいけませんね。
歯のトラブルを防ぐためにも、ぜひ歯と歯ぐきの健康チェックを受けて、その子にあったお手入れ方法を行ってあげましょう♪